2004年10月26日
ナンバ その2
おはようございます 紋舞ランです。
オレ流終戦
さてぇ 今週まな板にのっておりますのは ナンバ
「右足を出したら 右手をだす 左足をだしたら 左手をだす」
なぜ 江戸時代までの人はナンバ歩きをしていたかと言うと
生活習慣の違いが大きく関係しているようです。
「ナンバで歩くと 着物・ゆかたが着崩れしません!」
武士はコシの刀に手を置き 商人は前掛けに手を添えて
町娘は 着物の袖をちょっと握ってわき締めてルンルンって歩く
想像できますよね!
ナンバ歩きは、体をねじりません。着崩れしにくい歩き方です。
現代の女性の方で 着物を着るとき 死ぬほどキツク帯しめている人がほとんどだと思いますが
今度からは 帯もほどほどに締めて ナンバ歩きで着崩れなし
着物を着るのが もっと楽しく 長く着ていられますね!
今の様な体をねじる歩き方では、着物は間違いなく着崩れします。
そして履き物は 藁で作ったワラジやゾウリであるし
履き物もすぐ壊れてしまします
実際 ナンバ歩きをしてみると 肩から腰が常に正面を向いていて 体のねじれがなく
おなかのあたりが すごくラクに感じます
そして 股関節を中心にスムーズに足がでてきます。
背骨は ねじれる構造になっていません。
背中 腰にも やさしいナンバ歩き
実際やってみると なれないので ぎこちないかもしれません
ゆっくりでいいので 挑戦してみてくだいさいね。
小学校の時 こんな歩き方してたら わらいもん でしたけどねぇ
では、この続き あしたのまな板のうえでぇ!
投稿者 mro : 2004年10月26日 07:15